-8.2016年夏 北海道帰省 神の子池

前回↓

-7.2016年夏 北海道帰省 さくらの滝
前回↓網走番屋に行ったあとは、斜里郡清里町へ。清里町には知る人ぞ知るスポットがありまして。それが「さくらの滝」。このさくらの滝はサクラマスという魚が遡上する場面が見られるのです。写真撮るのが非常に難しかったのですが、なんとか撮れた写真を何枚......

さくらの滝から裏摩周の方向に向かう途中に「神の子池」という池があります。

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摩周湖からの地下水が湧き出ている山の奥にある池で、摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えから「神の子」池と呼ばれています。
摩周湖が他の湖と大きく違うのは、湖に流れ込む川も流れ出す川も無いことです。それでいて、春、摩周湖にたくさんの雪解け水が流れ込む時期になっても水位 が変わらないのは、 湖の周辺に神の子池などの伏流水を湧き出させているからなのです。 神の子池の伏流水は1日12,000tも湧き出しています。周囲220m、水深5mの小さな池で、 水が澄んでいるので底までくっきりと見えます。
水温が年間通して8℃と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいます。 その隙間を朱色の斑点を持つオショロコマが泳ぐ景観は何ともいえない不思議な美しさです。

きれいな池です。台風なんて関係なし。

池から流れ出る小川にオショロコマを発見。中央に朱色の斑点が見えますでしょうか。

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神の子池はエメラルドブルーになっておりました。

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神の子池にもオショロコマがいます。中央に小さく見えるのがそう。

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この池は川から流れ込んでいるわけではなく、地下水が湧き出している池です。

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なかなかうまいこと写真が撮れなかったのでわかりにくいのですが、中央あたりの砂が盛り上がっています。ここから水が湧き出しているのです。池の中の木は腐らず、ずっとこのままだそう。地下水だからずっと低温だからですね。

この神の子池、とてもキレイ。静かだし。