前回→九州&四国名所巡り11 ~上五島の景色~
前回は上五島の美しい景色を中心にしましたが、今回は教会。長崎の教会と言えば、2016年現在、ユネスコの世界遺産暫定リストに「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として登録されています。まだ世界遺産として登録されておらず、推薦内容の不備を指摘された状態のため、構成群が見直しとなる可能性があります。
まず訪れたのが「頭ヶ島天主堂」。
大変に珍しい石造。THE教会という感じのたたずまい。なんといっても雰囲気が素晴らしい。建物だけではなく、それを含めて全体的に感じるものですね。鉄川与助という方が建てたらしいです。
中にも入らせていただきましたが、小さくはありますがこれまた美しい。撮影は禁止なので写真はありません。
天主堂の周辺にはこんなものも。
なにやら石碑が。説明文も下にありました。
明治時代に殺されてしまったブレル神父と、12名の水夫が書かれた石碑でした。
そしてキリシタン墓地。
説明文。
こんな奥地にあって、こんな景色のいい場所ですが、ここまで追いやられたのには理由があるというわけですね。
続いては、「青砂ヶ浦天主堂」。
こちらはレンガ造り。先ほどの頭ヶ島天主堂と同じ鉄川与助が建造。こちらは「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成群からは外されたようですが、それでも大変素晴らしい建築物だと思います。明治時代の建物です。100年以上経っていますね。
先ほどの頭ヶ島天主堂よりも大きいです。こちらも中に入らせていただきましたが、大変荘厳な雰囲気です。正面に見える青と緑と赤のステンドグラスが印象的。外はそこそこに暑かったのですが、中はとても涼しい。エアコンとか付いているようには見えないんですけどね。窓が少ないから暑くならないのでしょうかね。こちらも撮影禁止なので写真はないです。
と、教会と言っても2つしか行ってないから巡ったとは言えないかな(笑)やっぱり時間が無い。
次は上五島をどう巡ったかについてです。
次→九州&四国名所巡り13 ~上五島巡りについて~