前回→3.九州&四国名所巡り3 ~長崎(常磐港)~
前回、軍艦島コンシェルジュの船に乗るまでを書きました。色々注意や席選びのポイントなんかも書いたので、これから軍艦島に行く方は見てみてください。
さて今回は軍艦島に上陸するまでです。軍艦島に上陸するまでは出港してから30分程度あります。船が出る前にガイドのビデオも放映されます。航路では周辺に見える様々な遺産などをガイドさんが説明してくれます。
前回も書きましたが、今回は非常に天気が良く、風も凪(ナギ)のため揺れも少なく、写真がよく撮れました。航路にある世界文化遺産+景色などを書いていきたいと思います。
Ⅰ.ジャイアント・カンチレバークレーン(現役の施設なので非公開)
三菱重工の長崎造船所にある日本初の電動クレーン。150トンまで持ち上げることができるそうです。車100台分か・・・ひゃー。というだけでは凄さが伝わらないかもですが、これ明治時代の設備なんですよ。1909年輸入ですから明治42年です。明治ですよ。100年以上前です。伊藤博文が暗殺された年。それでまだ現役なんですから、びっくり。戦火もくぐり抜けてきたということで大変貴重。
Ⅱ.LNG輸送船 LNG MARS
前回も登場した新造船舶。近づいてみるとやはり非常に大きい。
スペック表。
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なんたる大きさ。300m近くあります。LNG(液化天然ガス)の輸送に使うそうです。
Ⅲ.女神大橋
これも前回出ましたが、軍艦島に向かう航路では、下をくぐるので迫力があります。
しかし天気いいな(笑)女神大橋の下に見える神社がウコン茶は気になりました。後で調べると「神崎神社」というところらしい。google mapではスポットの表記もない。参拝には行けるようですね。近くには家らしきものもあるけど、人が住んでいるのか・・・?
Ⅳ.神ノ島教会とマリア像
これはよく撮れた一枚。
奥に見える白い建物が「神ノ島教会」。手前に見えるのは「マリア像」。この教会が建っている島は昔は地続きになっていなかったそうです。確かに地図を見ると、明らかに周辺を埋め立てた感がありますね。
Ⅴ.三菱重工 100万トンドック
これは軍艦島に向かうルートの左側にあるので、ウコン茶オススメの右側の座席だと見づらいです。かなり大きいらしいのですが、写真だとよくわからない(笑)もっと近づかないとわからないですね。三菱のマークがテニスコート一面くらいの大きさらしいのですが・・・やっぱりわからない(笑)30万トン級の船を3隻同時に建造できるから100万トンドックと呼ぶらしい。
Ⅵ.伊王島大橋
これまた巨大な橋ですね。伊王島大橋は2011年に完成した割と新しい橋。ガイドさんの説明では、この伊王島にある灯台が長崎の原爆の影響で破損したとのこと。長崎からは遠く離れたところでも大きな影響があったとは、原爆の威力を感じました。伊王島自体は現在リゾート地ですが、過去は炭鉱で栄えたとのこと。
そして、軍艦島が少しずつ見えてきました。
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