前回→九州&四国名所巡り2 ~阪九フェリー乗船~
今回は長崎の常磐港と、軍艦島コンシェルジュの諸々の注意・コツなどを。
阪九フェリーから下船後、長崎へ。実際は車を出すまでにある程度時間がかかるので、6時20分頃に下船。2時間半(休憩なし)で長崎へ。時間にはあまり余裕が無いと思っていたのですが、意外にそうでもなかったです。
長崎の常磐港。
奥に見える橋は、女神大橋ですね。ネット情報によると夜景も綺麗らしいです。
右に見えるのは三菱重工の長崎造船所。アップで撮影してみました。こう見ると小さいように見えるかもしれませんが、実際は相当大きいと思われます。こういうときは写真と実物の差を感じますね。
そして実際に乗る軍艦島コンシェルジュのクルーズ船。右側に見える青いラインが入っている船です。1階と2階に乗客が乗るスペースがあり、2階はテントのような感じになっていて開放的。ただし、椅子はプラスチックのやつです。1階は窓と椅子あり。外を見るなら絶対に2階を選ぶべし。といっても、先着順(自由席だから)なので注意です。4/29は天気が抜群に良く、これは2階取るしか無い!って思っていました。
以下、軍艦島コンシェルジュのクルーズでの注意とコツです。
ウコン茶は軍艦島コンシェルジュの9時50分集合の午前便に乗りました。上の写真の左側に建物があり、そこが受付になっています。受付は9時40分頃開始されます。
さきほども書いたとおり、席は自由席です。受付が終わった順に船に並ぶ仕組み。なので、いかに受付を早く済ませるかが非常に重要になります。事前支払いは必須です。僕は4番目くらいに並びましたが、受付のおばちゃんがなぜかてこずって、若干遅れが・・・わざわざ予約の詳細が書いたメールを印刷して渡したのに、これには本当にイライラしました(チッ)。まぁそれでも8番目くらいでしたし、結果的にはよい席に座れたので問題なかったのですが。
ウコン茶が良い席と言っているのは、船の進行方向に向かって右側の2階席のことです。2階席は進行方向に向いている椅子が船の左側と右側に3脚×5列(6?)あります。その後ろに左側と右側を向いている椅子が3脚ずつ縦に並んでいます。ウコン茶が座ったのは、その右側に向いた椅子。景色を見るのに人が間に入らないポイントなので、写真を撮るには絶好の席でしょう。
航路の途中で産業遺産の説明もなされるのですが、それは進行方向右側にあります。あと、軍艦島が見えてくるのが右側の方が早いです。一緒に乗り込んでいるコンシェルジュの方が見えてきましたと近場に座っている人に教えてくれるのです。ウコン茶の場合はウコン茶含めて3名に向かって話してくれ、3名で「おおー見えてきた!」なんて感じでした。
左側の方もメリットはあり、軍艦島の全景は先に左側から見せてくれます。あと、軍艦島が本当に「軍艦島」に見える方向から写真が撮れる瞬間は左側の方が有利でしたね。
さて、並んでいる間にはこんな連絡が。
船自体はそんなに大きくありませんので、風があると揺れるでしょう。船酔いバンドが500円で売っていました。手首に巻くそうです。ウコン茶は乗り物に比較的強い方(自負)なので購入しませんでしたが、今回は乗り物に弱い人でも問題ないくらいの揺れだったと思います。こればかりは天気次第なので調整が難しいですけど。
出港したものの天候が悪く上陸できなかった場合、軍艦島のデジタルミュージアムにただで行けるそうですが・・・まぁうれしくはないですよね(笑)上陸するからこそ意味があるわけで。上陸できる日にちは年間で100日程度と記載はあるものの、実際はもっと上陸できるはずです。
軍艦島コンシェルジュの場合の欠航基準は、
1. 風速が秒速5 メートルを超えるとき
2. 波高が0.5 メートルを超えるとき
3. 視程が500 メートル以下のとき
※上記範囲内においても、見学者が安全に下船できないと船長が判断するときは、桟橋を利用しないものとする。
だそうです。長崎から距離があるので、長崎の時点で荒れていなくても欠航の判断がされることもあるそうです。
前日までは天候が悪かったそうですが、4/28に久々に全快に晴れたそうで、ウコン茶の晴れ男ぶりが発揮されました(笑)。実際には、こういうタイミングで抜群に晴れるのは珍しいと感じてます。
次→九州&四国名所巡り4 ~軍艦島への航路中~