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13.2017年夏季の旅 四国別格二十霊場巡拝 -第十二番 延命寺-
延命寺から約1時間ほど。こちらの寺院は山奥にあります。駐車場にバス停があったのですが、あまりにもボロボロ。調べてみても、バスで行けるルートは出てこない。過去バスがあったが、廃止されたのかもしれません。出石寺と同じですね。調べるとバスが通っているような記載があるサイトもあるので、要注意です。車の場合ですが、こちらも道が狭く、すれ違いが困難な道を5kmほど行くことになります。
僕が車を停めている場所が駐車場。過去、バス停になっていたようです。景色からわかるとおり、山奥にあります。まさに奥の院という感じ。
下の写真の右下にバス停があるのがわかるかと思いますが、もう廃止されていると思われます。奧に見えるのが、仙龍寺。
この駐車場から南側を見ると、山の中に家らしきものが・・・googlemapを見ると、民家がありますね・・・道もあるように見える。あんなところに住んでいるなんて・・・仙人だろうか・・・
さて、仙龍寺へ。
まず感じたのが、水の音。小さい滝がたくさんあるからです。仙龍寺の本堂でも水の音がよく聞こえ、水に包まれているような、そんな雰囲気があります。とても静かで、水の音しか聞こえない、そんな寺院です。
お寺自体はとても大きい。昭和9年竣工とのこと。
本堂も大きい!お参りする場所は、この中です。レッドカーペットに沿って歩いて行きます。
-第十三番 仙龍寺-
~水の音に包まれるお寺~
〒799-0301
愛媛県四国中央市新宮町馬立1200【御詠歌】極楽は 他にはあらぬ この寺に 御法の声を きくぞうれしき
【御真言】南無大師遍照金剛本 尊 弘法大師
開 山 法道仙人
宗 派 真言宗大覚寺派略縁起
寺は嵯峨天皇の弘仁六年、弘法大師が四十二才の時登山され金剛窟に瀧沢大権現と、開運不動尊を勧請して、息災の護摩壇を築き、朝夕「きよめの瀧」で心身を浄め「開運厄除」「虫除五穀豊穣」の二つの御請願をおたてになり、二十一日間護摩の修行をなさる。その護摩修行成満の後、自らの姿を彫刻して、此の山に留め安置し給うた。その御本尊を「厄除大師」「虫除大師」と申し伝えて諸国より多くの信者が四季を通じ参籠している。
そして御影や御朱印、念珠玉をいただいて終了。
仙龍寺は奥の院の名にふさわしい雰囲気。本堂は広いのに掃除が行き届いております。普通に感動しました。お遍路でなくても訪れる価値があると思います。
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15.2017年夏季の旅 四国別格二十霊場巡拝 -第十四番 椿堂-