原田橋の仮設道路から、佐久間ダムへ。
佐久間ダム(さくまダム)は、静岡県浜松市天竜区佐久間町と愛知県北設楽郡豊根村にまたがる一級河川・天竜川本流中流部に建設されたダムである。
電源開発(J-POWER)が管理する高さ155.5メートルの重力式コンクリートダム。日本第9位の高さ[5]と第8位の総貯水容量[6]を有する日本屈指の巨大ダムであり、戦後日本の土木技術史の原点となった日本のダムの歴史に刻まれる事業である。佐久間発電所と新豊根発電所により最大147万5,000キロワットを発電する水力発電を主目的とし、副次的に豊川用水の水源にもなっているほか、2004年(平成16年)より洪水調節目的を付加して多目的ダムとするダム再開発事業が国土交通省によって進められている。ダムによって形成された人造湖は佐久間湖と命名され、ダム湖百選に選定されたほか天竜奥三河国定公園に指定されており、地域の主要な観光地になっている。
日本屈指の巨大ダム。このダム建設のため、集落や飯田線が水没しています。また、建設中に100名近くの作業員が亡くなるなど、難工事だったようです。すでに建設から60年が経過。ダム湖に砂が堆積し、当初の貯水量が確保できなくなってきているのが大きな問題。
行った日は水量が多いときでした。
原田橋が崩壊したことによって、放水に制約が出ているからかなとも思いますが、エライ貯まりよう。放水しているのも見たいのですが、放水しているところを見ているということは先日記事にした仮設道路が通行止めになっているので、国道473号線を使って愛知に行けなくなっているのです。それはそれで大変・・・見たいけど・・・
佐久間ダムより天竜川を見る。ダムより下流ですね。前の写真と比べてもらえばわかるように、一気に水量が減っています。
佐久間ダムを見てみましょう。
放水していたら迫力あるだろうなぁ。見てみたい!けどリスクでかい!
佐久間ダムは愛知県と静岡県の県境になっています。なので、佐久間ダムを中央に東を見ると、静岡県。
西を見ると、愛知県。
愛知県側は県道1号線を通ることになりますが、すれ違うのが困難な狭い道が長く続くので、目的があるなら別ですが、あまり通るのはオススメしないです。ずっと行くと、その系統が好きな方には有名な夏焼集落なんかがあります。
佐久間ダムより静岡県川を北に向かう県道288号線は通行止めです。途中から廃道になっていて、オブロードとして制覇される方もいるようです(佐久間ダムから大嵐駅間)。レポートを読むのは凄くおもしろい。水没した飯田線のトンネルがあったりして行ってみたくなりますが、さすがにウコン茶のレベルでは不可能・・・
佐久間ダムの歴史を感じる一枚。
これだけの巨大ダムを3年で作るとは、ほんと凄い。