2016年GW 九州&四国名所巡り20 ~伯方の塩 大三島工場見学~

前回→九州&四国名所巡り19 ~松山城②~

2016年GW 九州&四国名所巡り19 ~松山城②~
前回→九州&四国名所巡り18 ~松山城①~本丸へ。中は撮影していませんが、展示物はあまりありません。城の中から外を見ると、松山の街がよく見えます。右側の集まりはテレビの撮影。もうちょっと高いところから。中央が前回記事にした二ノ丸。よく上がっ......

松山で宿泊した後、今治へ向かいます。そして、しまなみ海道から大三島を目指します。大三島には過去、大久野島に向かう道中で寄っています。盛港から大久野島へのフェリーに乗船しました。

瀬戸内海の島々② ~しまなみ海道・大三島編~
今治からしまなみ海道へ。来島海峡SAで一旦トイレタイム。これが7時くらい。朝日が綺麗でした。漁船が数隻あるのもまたよし。寒かったですが、とってもきれいな朝でした。そして、大三島ICで高速を降ります。盛港までは大三島ICから降りて、車で10分......

今回は大三島にある「伯方の塩 大三島工場」が目的地です。この工場は見学が可能です。

s_2016-05-02 09.30.28

工場内は撮影禁止なので写真無し。工場はフル稼働ではありませんでした。途中塩がたくさん積もっている工程があって、雪山のようでした。

外に出て、「流下式枝条架塩田」を見に行きます。工場からはちょっと離れた場所にあります。次の写真が枝条架(しじょうか)。

s_DSC06538

晴れていたので、きれいに確認できました。これで塩を作る仕組みは次の写真で。

s_DSC06540new3

自然の太陽熱を利用して、塩を濃縮させる方法。ちょっと上での写真だけではわかりにくいので・・・

下の写真の右側が「流下盤」。太陽熱で蒸発を促進させるために下地が黒いですね。塩水は手前に見えるパイプから流しています。

s_DSC06553

写真でわかるように奥側に向かって傾斜しています。それをポンプで汲み上げ、枝条架に流します。

枝条架をUP。水が流れているのがわかるでしょうか。

s_DSC06559

この枝条架は竹の小枝でできています。こちらは風の力で水を蒸発させ、塩水を濃くしています。

下の写真のようにポタポタと落ちていきます。これを汲み上げて、また流下盤に流して・・・という行程を繰り返し、濃い塩水にしていくわけです。

s_DSC06547

雨が少ないとは言え、台風とか来たらどうするんでしょうね。あと、何回繰り返すんでしょうか。時間で管理しているのかな?この時間に流し始めたら、この時間に取るとか。外気温や天気に寄るかもしれませんが。

この流下式枝条架塩田で作った塩が販売されています。

されど塩

されど塩 藻塩

試食してみましたが、僕は藻塩の方が好みでした(工場で購入しました)。アジシオではないですが、塩に味があるのです。表現力が無くてすみませんなのですが、旨みを感じるのです。

工場ではソフトクリームが売ってます。

s_2016-05-02 09.51.46

わかりにくいですが、塩が振りかけられてます。甘塩っぱくなって美味しい。追加でかけることもできます。

次は別子銅山へ。

次→九州&四国名所巡り21 ~マイントピア別子 端出場ゾーン①~

2016年GW 九州&四国名所巡り21 ~マイントピア別子 端出場ゾーン①~
前回→九州&四国名所巡り20 ~伯方の塩 大三島工場見学~大三島(今治)からマイントピア別子(新居浜)へ。ここは別子銅山という鉱山があった場所。銅山という名前の通り、銅を掘り出していた鉱山です。テーマパークみたいになっていて、レストランやら......