前回→九州&四国名所巡り19 ~松山城②~
松山で宿泊した後、今治へ向かいます。そして、しまなみ海道から大三島を目指します。大三島には過去、大久野島に向かう道中で寄っています。盛港から大久野島へのフェリーに乗船しました。
今回は大三島にある「伯方の塩 大三島工場」が目的地です。この工場は見学が可能です。
工場内は撮影禁止なので写真無し。工場はフル稼働ではありませんでした。途中塩がたくさん積もっている工程があって、雪山のようでした。
外に出て、「流下式枝条架塩田」を見に行きます。工場からはちょっと離れた場所にあります。次の写真が枝条架(しじょうか)。
晴れていたので、きれいに確認できました。これで塩を作る仕組みは次の写真で。
自然の太陽熱を利用して、塩を濃縮させる方法。ちょっと上での写真だけではわかりにくいので・・・
下の写真の右側が「流下盤」。太陽熱で蒸発を促進させるために下地が黒いですね。塩水は手前に見えるパイプから流しています。
写真でわかるように奥側に向かって傾斜しています。それをポンプで汲み上げ、枝条架に流します。
枝条架をUP。水が流れているのがわかるでしょうか。
この枝条架は竹の小枝でできています。こちらは風の力で水を蒸発させ、塩水を濃くしています。
下の写真のようにポタポタと落ちていきます。これを汲み上げて、また流下盤に流して・・・という行程を繰り返し、濃い塩水にしていくわけです。
雨が少ないとは言え、台風とか来たらどうするんでしょうね。あと、何回繰り返すんでしょうか。時間で管理しているのかな?この時間に流し始めたら、この時間に取るとか。外気温や天気に寄るかもしれませんが。
この流下式枝条架塩田で作った塩が販売されています。
試食してみましたが、僕は藻塩の方が好みでした(工場で購入しました)。アジシオではないですが、塩に味があるのです。表現力が無くてすみませんなのですが、旨みを感じるのです。
工場ではソフトクリームが売ってます。
わかりにくいですが、塩が振りかけられてます。甘塩っぱくなって美味しい。追加でかけることもできます。
次は別子銅山へ。
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