前回→九州&四国名所巡り7 ~軍艦島上陸①~
引き続き、軍艦島への上陸後です。
見学ルートは第一、第二、第三とあり、第三が2016年時点での最終です。そこ以外は立ち入ることはできません。第三見学広場で最初に確認できるのは、次の写真。仕上工場です。
海により近いことと、周りに遮る建物がないためか、荒廃が激しい。
そして第三見学広場のメイン。30号棟です。
1916年に建てられた、日本最古の鉄筋コンクリートのマンション(アパート)。100年前ですよ!100年前。世界は第一次世界大戦中。ここで記念撮影する人が多いですね。
30号棟をアップ。
うーん、ボロボロ。
次は会議室。
こちらもボロボロですが、階段がしっかり残っていますね。行ってみたいけど、さすがに今は無理か・・・
そして船へと戻ります。上陸していられる時間は1時間くらい。僕は写真を撮りまくっていたため、最後に船へと入りました(笑)僕の後ろにしっかり係員の方がついておりました。見学ルートにチェーンをかけて船に戻るようになっているみたいです。
ちなみに第一見学広場はこんな感じ。人間がこのサイズで、あれだけ建物があるわけですから、かなりの人口密度であったことが想像できますね。
これで軍艦島は終了。予想していたより、素晴らしかった!迫力もあるし。こういう遺跡は今後もずっと残してほしいなぁ。もう少し立ち入りしたいけど・・・安全性の観点から難しいかな。でも県の委託を受けて現地調査している人もいたので、今後の展開を待つしかないですね(軍艦島上陸①の2枚目の写真に、立ち入り禁止区域に入っている人が2名いるのが写っています)。ヘルメットをするとか、一度に入れる人数を制限するなどの条件付きでもいいから立ち入らせてほしいなぁというのが正直な意見です。
この軍艦島は一度は来ることをオススメします。これだけの遺産を見ずに終わるなんてもったいない。天候次第な部分もありますので、運も絡みますが、時期を選べば大丈夫でしょう。台風シーズンは上陸できないことも多いと思いますので注意です。クルーズは複数の会社から選べるので、色々検討してみるのもいいかと思います。
ウコン茶は軍艦島コンシェルジュのクルーズでした。景色を見るコツなどはコチラのページを参照してください。
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