先日、このもの凄い暑い中、またまた離島へ。今回は神奈川県。神奈川県横須賀市にある離島「猿島」です。猿島へははとバスのツアーを使って行きました。なので従来と比べ、自由にフラフラしているわけではなく、時間的な制約と、ガイドさんが付いているために、その説明を聞いている時間もあり、写真は少なめ。
今回使ったはとバスのツアーは、
・横須賀軍港めぐりと無人島「猿島」探検ツアー
というもので、募集型の企画旅行です（ある定員まで集まらないと開催しない）。朝8時頃、東京駅丸の内南口付近のバス停から出発。横須賀のスポットを巡ったあと、東京駅に17時半頃戻るプログラムです。
実はこういったツアーを申し込むのは今回が初めてでした。昔、近畿日本ツーリストで宿の予約はしてもらったことがありましたが、そこまで。基本一人旅が多いので、ツアーを使う気にならないというのと、時間を制約されるのがなんとなく嫌だと思っていたからです。今回は一人では無く、複数で行くことになり、自分の車も持っていけなかったのでツアーに申し込んでみることにしました。
まずは横須賀軍港めぐりです。
軍港めぐりは、株式会社トライアングルという会社が主催するクルージングです。
かなり人気のコースらしく、予約無しの飛び込みでは船に乗れないこともあるとのこと。確かに暑い日でしたが、大変な混雑でした。当日が「よこすかサマーフェスタ」や、「横須賀花火大会」があったからというのもあるでしょう。添乗員の方からチケットを受け取り、クルージング用の船に乗ります。出港。
上の写真は、海上自衛隊の護衛艦「きりしま」。イージス艦ですね。僕は船には詳しくないのであまりよくわかっていないのですが、八角形の白いプレートみたいなものがレーダーで、この有無でイージス艦かどうかが判別できるそうです。
この日は海上自衛隊と、アメリカ軍横須賀基地の開放日（フレンドシップデーと呼ぶらしい）で、それはそれは凄い人だかり。この護衛艦「きりしま」も一般公開されているため、人がたくさん乗っております。
潜水艦も上甲板のみ公開されていました。
アメリカ軍の艦。
なにか撮影していますね。これは帰ってきて写真を整理していたら気づきました。
アメリカ軍の艦と海上自衛隊の艦の見分け方は、ズバリ色。アメリカ軍のほうが薄いグレー。艦の色はそれぞれの国の水平線の色だそうです。日本は黒潮の影響で水平線が濃く見えるため、「きりしま」のほうが濃い色をしています。いやー、勉強になりますね。
さて、軍以外の船を。
これは自動車を運ぶ巨大タンカー。2000台も運べるそうですよ。日産やスバルが多かったです。
港の底を掘削する船。実際に掘削している時で、結構な迫力があります。太平洋の潮の影響を受け、干潮時の水面が下がってきている場合、港を掘削しないと船の底面が海の底に着いてしまうかもしれません。それを避けるためには、定期的に掘削する必要があるとのこと。
そして潜水艦part2。
なにかやたらと汚いし、海鳥が占拠しているしでちょっと様子がおかしい。なぜかと言えば、これはもう捨てられた潜水艦だから。googlemapの航空写真でも確認できる潜水艦です。捨てるのに何年もかかるらしいですよ。機密事項が多いから、正しく廃棄しましたよってことをいちいち報告書に残さないといけないそうです。分厚い辞書のような報告書が残るらしいです。
と、上に書いた説明は全て軍港クルーズの案内人の方が説明してくれたもの。この案内が面白くてですね、人気のクルーズになるのも頷けました。暑かったけど、とってもおもしかったです。
