宇多田ヒカルが復帰してからしばらく経ちましたが、ウコン茶は今更宇多田ヒカルの新アルバム「Fantôme」を聴いています。
「花束を君に」はNHK朝の連続テレビ小説の主題歌だったためか、それを目当てで購入した方も多かったみたいですが、僕は「道」が目当て。
このCMを見たときに、あれ？宇多田ヒカルの曲？と思ったら、実際そうで、出演が本人なことは後で気づきました（笑）この曲をミネラルウォーターのCMに使うことを企画した人はセンスあるな！って思います。ミネラルウォーターのCMにはピッタリだからです。
曲のタイトルは「道」ですが、曲の感じは「森の中を流れる清流の上に沿って飛ぶ一羽の鳥」の印象です。ネットの評判ではアルバム曲全般的に宇多田ヒカルっぽくないなんて声が散見されましたが、僕は凄く宇多田ヒカルらしい曲だと思いますね。特に「道」。
・宇多田ヒカルらしい打ち込みの作り
・最後まで失わない疾走感（プログレッシブさというのか。プログレッシブロックではないです。リズム感です）
・サビで感じる圧倒的な透明感
・コーラスの重ね方
これらは変わっていなくて、とても宇多田ヒカルらしい。詩に関してはかなり昔のような独特な崩し方や、ありがちなフレーズが散りばめられた形（商業的なことをイメージしていたのかもしれないけど）ではなかったので、そこには違いを感じました。
昨今まともに新曲なんて聴きませんでしたが、やっぱり宇多田ヒカルは別ですね。ジャニーズだのアイドルだのが歌うモノとはレベルが違う。似た値段とは到底思えない（握手券がメインだから別にいいか）しっかり聴かせてくれるし、聴いててイイ感じになります。ヘビーローテーション決定ですね～ドライブでも聴けるなー♪