VWから新型のPOLOがワールドプレミアされました。
その中で僕が俄然注目しているのは、「POLO GTi」です。
VW ポロ 新型に頂点、「GTI」…2.0ターボは200馬力
なんか一見するとゴルフと間違えそうな感じ。
Responseの記事に寄りますと、
同車は、新型『ポロ』シリーズの頂点に位置する高性能グレード。『ゴルフ』同様、ポロの新型にも、スポーティな「GTI」がラインナップされている。
新型ポロGTIのパワートレインは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジン。現行モデルの1.8リットルに対して、排気量を0.2リットル引き上げた。新しい直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボTSIは、最大出力200psを発生。1.8リットルの192psに対して、8psの上乗せとなる。トランスミッションは6速MTまたは7速DSG。
なぜ期待しているか?と言えば、「MT」設定があるから。とはいえ、上記は欧州モデルであり、日本モデルの話ではありません。MTが日本向けで導入されるかは不明です。少なくともDCTのモデルは導入されるでしょうが・・・
国産メーカーのMT設定はどんどん消えていっており、今後増えることには期待ができません。欧州はまだMTの文化が根強いので、設定がある車が大半。英国モデルの小変更で日本に導入ができるはずなのですが、日本独自法規への対応などが求められるので、そのコストを無駄だとするか、日本のディーラーからの要望があった場合には対応するのか。
現行のPOLO GTiのMT導入は非常に遅かった。当時社長だった庄司氏のもとで決定されたことなのかなと想像しています。よって、今の社長が本国の犬だとするとMT導入は難しいかもしれません。日本の外資系企業は、基本的に本国の意向に逆らうことができないから、コスト的にメリットなし!となると導入されないでしょうね~残念だなー。ほんとにMTは選択肢が少ない。
今はPEUGEOT 208GTiですが、3ドアなのが不便。POLO GTiは5ドアなので、使いやすいはず。見た目は現物で確認しないとなんとも言えませんが、個人的には現行よりは好きかな。ゴルフチックになっているのがアレですが・・・
内装はシンプル。最近の車にありがちな、エアコン操作とかまでタッチパネルなわけではなさそう。あれは非常に不便ですよね。お客様の立場に全く立ってない。プロダクトアウトの典型だと思います。「スイッチ類が少ない方がデザインがよい。AUTOのまま使っていれば操作いらんだろ」という理由だけだし。エアコン操作するのに、いちいちナビ→エアコン設定→風量レベルなんてやってたら事故のもと。事故を減らすことは、何も先進安全装備を充実させればいいってもんじゃないっつーのって話で。
サイズが大きくなったので、現行よりも室内空間は拡大しているかと思います。Responseの記事に寄りますと、
新型ポロには、新世代モジュラー車台の「MQB」を採用。デザイン面では、スポーティさや力強さ、カリスマ性などが重視された。新型のボディサイズは、全長4053mm、全幅1751mm、全高1446mm、ホイールベース2564mm。現行モデル(全長3972mm、全幅1682mm、全高1453mm、ホイールベース2470mm)と比較すると、81mm長く、69mmワイド、7mm背が低い。ホイールベースは94mm延びた。歴代ポロで、最大サイズとなる。
となり、3ナンバー化。色々批判が多いところだと思いますが、個人的には歓迎です。一度3ナンバーに乗ると、5ナンバーは狭いって思うのが普通だと思います。ホイールベースの拡大もいいですね。直進安定性にかなり効いてくるかと。
MTが導入されれば、買い換え候補に一気に躍り出ますが・・・どうなるか・・・?