前回→九州&四国名所巡り22 ~マイントピア別子 端出場ゾーン②~
端出場ゾーンから東平ゾーンへ。「とうなる」と読みます。この東平ゾーンへは車がすれ違うのが困難な細い道を長い距離(5km)行くことになりますので、観光バスで行くことをオススメします。私は時間の関係で自分の車で行っていますが、対向車が来ると大変。待避所が無いポイントだと最悪。どちらかが待避所がある場所までバックしないといけません。鬼バックです。ぶつけられやしないかとヒヤヒヤしました。こういう道は前の車に続いていくのがベストですね。連続していると、対向車側があきらめてバックしてくれます(笑)
そんな道が5kmほど続き、到着。
結構な数の車が。バスの時間がイマイチだからですね。
東洋のマチュピチュと呼ばれるところがココ。上から見ています。
貯蔵庫です。正面から見ると、
という感じ。
東平地域を代表する産業遺産のひとつに、重厚な花崗岩造りの貯鉱庫があります。関連施設である東平選鉱場や東平と黒石を結ぶ東黒索道が、明治38年(1905)に完成していることから、この貯鉱庫は、これらとほぼ同時期に建設されたと思われます。
この貯鉱庫は、第三通洞経由で運ばれてきた鉱石と、新太平坑(しんたいへいこう)と東平を結ぶ太東索道から運ばれてきた鉱石を、一時的に貯蔵するものでした。
もう一つ、東平索道停車場。
なかなかイメージが浮かんでこない。うーむ、廃道は好きですが、当時がどんな様子だったかわからないと感動が・・・と、ネットで検索すると昔の地図があったので見てみたところ、ようやくイメージが。まさに廃道・廃線ですね。
次の写真がインクラインと呼ばれるところ。
東平索道停車場に止まった鉱石を積んだ鉄道が、このインクライン(斜抗)にあったトロッコで上に運ばれるようになっていたようです。
参考にさせていただいたのはコチラ。
喜三谷。
変電所跡や火薬庫跡も見たかったのですが、時間が無かったのでパスしました。なかなか別子銅山+東平の場合は、もっと時間を取るべきでした。
と、若干急ぎながら次のポイントへ車を走らせます。
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