銀座に新型リーフ参上 そして簡易レビュー

銀座駅A2出口を出てすぐにある日産のミニショールームに新型リーフが展示されていました。東京モーターショー2017でも展示されると思いますが、人も少ないこちらで乗ってみることにしました。ショールームなので走行はできません(ReadyONしようとしても、システム異常になります)。内装の確認や、ラゲッジの大きさなどは確認ができます。

2階のリーフ。写り悪くてすみません。前の型よりもスタイリッシュになりました。日産はフロントグリルをVモーションで今後も統一していく感じですかね。

カラーは従来よりも豊富。最近流行のツートーンも選べます。上の写真はホワイトに紺のハードトップ。メーター等写真撮ればよかったんですが、人がいないことをいいことに、ショールームのお姉さんに仕様について細かく色々聞いたり、話をしていたので撮るのを忘れてしまいました。

エンジンルーム。いやEVだからモータールームとでも言いましょうか。

PCUと充電器、トランスアクスル系がまとまっているのかな?オレンジ色のケーブルは高電圧ケーブルで、フロントの充電口につながっています。充電は急速と普通とがあります。

充電時間は急速充電で40分で80%、普通充電で16時間で100%と書いてありました。満充電での走行距離は400kmと記載ありましたが、現実にはほぼ不可能な数値なので、エアコン等つけたり、冬場なんかだと250km程度が現実的なラインと想定されます。ショールームのお姉さんに聞いてみましたが、はっきりとは答えてくれませんでしたね(当たり前か)。

車内は広め。バックミラーはカメラ画面と通常のミラーを選択可能。ただ、カメラ画面を使うシーンはどれだけあるかな?というところです。背が高い人や高い荷物を載せたときに使うのはアリですが、夜間や悪天候、後ろの車のライト加減によってはまともに見られないです。ショールームの方にも聞きましたが、その通りということです。

シフトはノートe-powerと同様にバイワイヤ。違いは電動パーキングになったこと。しかし、自動駐車機能を使うときにしか自動でパーキングにはならないそうです。つまり、クルーズコントロール中の停車で自動パーキングはしないってことです。

e-ペダル(アクセルペダルを抜くと停止までさせられる)は、今回走行していないので試していません。違う記事で書きますが、ノートe-powerをレンタルしたときには慣れなくて違和感が凄く、解除してしまいました。通常のAT車と違い、クリープが無いのは新鮮だが・・・MTの僕には違和感が凄かった・・・日産のノートにしてもそうですが、e-ペダルを有効にしておかないと、電費悪化しますので注意です。新型ノートはよくわかりませんが、ノートe-powerに関しては、通常のブレーキは油圧のみで、回生できないからだと考えられます。

充電ですが、プランが二つあります。ゼロエミッションサポート「2」です。

ゼロエミッションサポート2

・使いホーダイプラン
・つど課金プラン

です。使いホーダイプランは月額2000円で急速充電無料。普通充電は1.5円/分。つど課金は急速充電が15円/分、普通充電が1.5円/分。使いホーダイプランだと、ガソリン代よりかなり安いと思います。簡易計算をしてみましょう。

ひと月に1000km走ると仮定した場合で、ガソリン車の燃費を15km/Lにします。新型リーフは現実的に見て満充電:250kmにしておきます。

・ガソリン代:130円(レギュラー)
→1000÷15で約67。67×130で約8700円

・新型リーフ
→普通充電なら一回の満充電で1.5円×960分で、1440円。これを4回で5760円。
→急速充電なら、使いホーダイプランなら無料。つど課金の場合は、15円×40分で600円。これを4回で2400円。
※ただし、使いホーダイなのは合同会社日本充電サービスが提供する充電器か、日産ディーラーの充電器に限ります。他の充電器は15円/分です。

というように、かなり安い。ただ、普段の走行距離に依存してきますので注意です。不利目に見ていますが、月に1000kmくらい走らないと使いホーダイだと損するかもしれませんね。選ぶときは自分の使い方をよく考えてからのほうがいいでしょう。

旧型のリーフは、バッテリーの劣化による走行距離低下で、リセールバリューが悲惨なことになっていました(日産ディーラーで有料の交換サービスは受けられるが)。インフラのせいもありますが、台数も出ない。今回は8年16万キロのバッテリー保証がありますが、バッテリーの劣化は避けられません。それも含めてEVがよいという方にはいいかもしれません。