2017年GWの旅。前回↓
南アルプスあぷとラインの風景続きです。
大井川にある巨大なダムを見られるのも醍醐味。下の写真は長島ダム。めちゃくちゃデカイ。
手前の吊り橋は「飛沫橋」というそうです。ここにいると水しぶきがかかるとか。こう写真で見ると長くないように見えるかもしれませんが、100m以上ある長い吊り橋です。
下の写真では、吊り橋に虹がかかっているのが見えるでしょうか。天気がよく、あと時間によっては見られるみたいですね。この写真は井川からの帰りに撮影したもので、午前中も通りましたが、そのときには虹は出ていませんでした。
静岡なのでお茶畑も通ります。
次は「山の十二単」と呼ばれる箇所。
幾重にも山が重なっているので、そう呼ばれているそうですが、この場合は紅葉の時期の方がわかりやすいかもですね。
あと、過去ダム建設時に使われていたが、現在使われていない廃屋も。
ダムで水没した過去の井川線。
ここは、オブローダーのよっきれん氏が踏破したところです。
奥大井湖上駅周辺です。長島ダム建設により旧井川線は水没しました。過去の姿はもう見えず。ただ廃橋と廃トンネルが見えるのみ。
あと、山奥ならではの光景も。下の写真、ただ地面を撮っているだけではございません。鹿が写っています。正確には鹿の”首”だけ。なんとなく下を見ていたら発見して驚きました。でも普通首だけ残るかね?形状はしっかりしており、最近のものだと思います。
それから、おもしろいなって思ったのが、車両に刻まれたラクガキ。
“よしおととしえ 60.9.10”
名前からして時代を感じるな(笑)32年前くらいですかね。こんなラクガキをするくらいだから、当時は10代か20代か。仮に20歳とすると、もう50代になっているはずです。このカップルは別れたのか?そのまま結婚まで至ったのか?
wikiによると、当時はまだ”ミニSL”というのが井川線を走っていたようです。
なので、もしかするとミニSLに乗って書いたのかもしれませんね~どうでもいい想像が膨らみます(笑)
このラクガキ、60つまり昭和60年と書いていますが、最近の若い人が同じラクガキをする場合には、特に意識せず西暦で書くでしょうね。それが当たり前みたいな。逆に平成XX年に変換するのがややこしい。世界共通の西暦がスタンダードではあるが、文化として元号は残さないとですね。
さて次回は井川駅です。
次回↓
20.大井川鐵道の旅13 -南アルプスあぷとライン(終点井川駅周辺)-