2017年GWの旅。前回↓
前回はSL自体を中心にしてきましたが、今回からはSLから見える景色などを書いていきます。
SL(大井川本線)は大井川沿いをずっと北に走っていきます。静岡なのでお茶畑を通ったり、川沿いということで吊り橋、湖上の駅など、みどころがたくさんあります。窓を開けておきましょう。ススが入って汚れるので服装には注意ですが。
大井川の下流はこのように穏やかな流れ。
お茶畑を通ると、お茶の匂いが車内に充満して、凄くイイ気分になれます。僕の行ったタイミングだと、まだお茶が摘まれていない状態だったのが幸い。摘まれてしまうと、お茶が無くなるので匂いもしないし、緑々しさも無くなってしまうところでした。
この時期だと、ちょうど鯉のぼりが飾られるシーズンで、大井川にも鯉のぼりがかかっていました。
これ、向こう側の山まで糸を張るのが大変だったろうなと思いましたね。川を渡って、山を登り、障害物も避けながらですからね。
川根温泉周辺まで来ました。
この写真に写る建物が、当日僕が宿泊した「時之栖 川根温泉ホテル」。その北に「道の駅川根温泉」があります。それが下の写真。中央に見える建物です。
この道の駅は「ふれあいの泉」という温泉があるのですが、露天風呂がSLから見られます。というか、露天風呂からSLが見られるのがウリか。この写真には写っていませんが、SLを見ようと露天風呂で高い位置に人が移動しているもんだから、マッパなおっさんが仁王立ちしている風景を見ることができます(笑)
左側が男湯だったのでしょうね。周辺のお客さんも、「裸で立ってるよ~(笑)」という感じで、ガンガン見えます。SLから見られる風景としてはおもしろいが、マッパなおっさんの仁王立ちじゃウリにはならんね(笑)
さて、マッパオッサンは置いておいて、次は吊り橋。
この橋は「塩郷の吊り橋」。僕は進行方向右手に座っていたので、イマイチな構図ですが、進行方向左手に座ると、本当に長い吊り橋を見ることができます。この吊り橋は塩郷駅で降りれば歩いて行けますが、SLは急行なので、塩郷駅には停車しませんので、普通電車で行かないとですね。駐車場もあるようなので、車で行くのが手っ取り早いかも。この吊り橋は渡るより、吊り橋から写真を撮ることに価値があるかもしれませんね。
あと、SLに乗っていると沿線の人がみんな手を振ってくれます。SLを撮りに来てる人も、踏切で待つ人も、沿線に住む人も、駅員も、駅で待つ人も。それがまたこのSLの旅を良くしてくれる。沿線の人はススがかかるから、洗濯物とか大変かなと思うんですけど、理解がある人ばかりでうれしいですね。SLの動体保存は沿線住民の協力があってこそのものだと思いました。
次回↓
13.大井川鐵道の旅6 -大井川本線 SL(お弁当)-