前回:-11.2015年GW 離島+αの旅 太平洋フェリー きそ
仙台港に入港後、塩竃港へ向かいます。目的には浦戸諸島。
浦戸諸島は、「桂島(かつらしま)」「野々島(ののしま)」「寒風沢島(さぶさわじま)」「朴島(ほうじま」の人が住んでいる島と、他いくつかの無人島とで構成されています。日本三景の一つである「松島」の一部でもあります。
今回、私はその一つである「桂島」を目指しました。
仙台港から15分くらいだったかな?マリンゲート塩竃へ。
11:00発の塩竃市営汽船に乗船。約20分で桂島に到着予定。
短い時間ですが、景色を楽しめるように2階デッキが開放されていますね。風が吹いて気持ちいいです。途中、松島の遊覧船が近くに来たので撮影。
向こうさんもこちらを見てますね(笑)調べてみると、丸文松島汽船という会社の船でした。
途中、カモメがやたら接近してくるなぁと思ったら、エサやりをしていたようです。OKなのかよくわかりませんけど。
手からかっぱえびせんをかすめ取っていくのが迫力ありますね。子供がキャーキャー言っていました。僕は写真を撮るのに集中していたのですが、おかげさまでカモメにフンをかけられるという、エサをあげている子供もできなかった体験ができました(笑)被害は上半身とカメラ・・・ティッシュを持っていたので応急処置をして事なきを得ました。
上陸。滞在時間を1時間しか取れないため、若干ダッシュで島を巡ります。
桂島海水浴場。
やはりまだ震災の爪痕が残っていますね。というより、片付けられるものだけ片付けて、重機が必要なレベルの残骸は震災後そのままのようですね。震災前の画像をネットで確認しましたが、倒れている柵の周辺には、屋根付きのベンチや鉢植えなどがあったようです。OPENはするようですが、以前のような状態ではないというところでしょうか。
桂島海水浴場の周辺には住居もあったようです。家があったと思われる痕跡が複数ありました。桂島では人的被害は無かったようで、それだけが救いかもしれません。しかし、二度と家は建てられないでしょう。
石浜方面へ歩きます。途中浦戸郵便局前を通ります。
石浜まで来て、フェリー待ち。猫の気配がしたので、探してみるといました!
結構な数いましたね。こいつらは交尾中にお邪魔してしまいました(笑)
私に気づいたため、くっついたまま一緒に移動していく姿がもうおかしくて(笑)考えてみればひどい話なんですけど、ゴメンよ。陰になるところまで移動して、再開していました。
あとは近づいてきた三毛猫。私に近づいてきたわけではなく、エサが置かれる場所が決まっているらしく、そこに向かっています。なので、華麗にスルーされました(笑)
この家のおばちゃんと船が来るまでずっと話をしていたのですが、どうやら旦那さんがエサをあげているらしく、ちょうど12時くらいがその目安時間とのことで、猫達は待機モードだったようです。最近、猫を撮りにくるために訪れる人が増えているようで、「猫撮りにわざわざ・・・」とおっしゃられていました。私も似たようなもんですけど(笑)僕が来る前にも、猫の写真だけを撮りに来た女性写真家らしき方(素人?)がいたとか。名前を失念していらっしゃいましたが。
島に若い人がどんどん居なくなって、なかなか帰ってこないとおっしゃられていました。確かに何もない島ですからねぇ・・・本当に小さい子供の頃は、そこら辺で遊んでいたのに・・・ということでしたが、一回街に出てしまうと厳しいですよね。島から出た人もいるようでしたが、そのおばちゃんは島が楽だから出て行くつもりは無いということでしたね。
塩竃に戻った後は、新潟に向かいますが、途中で福島に寄ります。
次回:-13.2015年GW 離島+αの旅 喜多方 坂内食堂
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