閉店後の西武

旭川に住んでいる方はもう見慣れた光景かと思いますが、長年旭川駅前で営業していた「西武旭川店」が昨年9月末で閉店しました。僕が産まれる前からあった百貨店で、もっと前に閉店した「丸井今井」とセットで旭川駅前のシンボルでした。

僕が子供の頃は大変繁盛しており、祖父母がプレゼントしてくれる物は西武の袋に入っていたことを思い出します。ちょうど年末年始にBSフジで「北の国から」の再放送がやっていたのですが、西武の袋が登場しています。

・純が正吉の家に遊びに行き、バスから降りた際、同時に降りてきた人が西武の袋を持って歩いていた(おそらく旭川に買い物に出かけた帰り)
・令子(純と蛍の母親)が純と蛍に会いに富良野の麓郷(ろくごう)に来たとき、お土産に持ってきたラジオが西武の紙袋で包装されていた

北の国からが放送を開始したのは1981年。36年くらい前ですから、西武はまだまだ現役。このように、何かのイベントや年末年始のようなシーズンには西武で買い物するのが定番だったようです。というか、親の世代は必ずそうで、閉店する前の西武は、若者はほとんどおらず、中高年のお客ばかりでした(それが閉店の原因の一つだったのかもしれないですが)。年末年始の地下食料品フロアは、大変な混みようでした。レジも少ないから、レジ待ちの列が凄くて凄くて。果実をその場でミキサーにかけて飲むジュースが美味しかったなぁ。

と、前置きはそれくらいにして、閉店前後でどうなったかと言いますと・・・

営業中(16年の8月撮影)

閉店後(16年の12月撮影)

というような状態。B館側は足場が組まれているので、何か作業が始まっているのかな?でもまだ跡地がどうなるか決まってないみたいです。

こう見ると寂しいなぁと思いますね。

高校時代、丸井今井の前に実家方面へのバス停があって、そこでよくバスを待っていました。凄く懐かしいな。