東京モーターショー2015 -ホンダ・スバル・マツダ-

ヤマハのYPJ-Rの試乗のためにサイクルモードに行ってから、モーターショーへ。

ヤマハ 電動アシストスポーツ自転車「YPJ-R」に試乗
先月の記事。ヤマハから来月に発売予定のロードバイク型電動アシスト自転車「YPJ-R」。11/8まで幕張メッセで開催されていたサイクルモード2015で試乗ができるということで行ってきました!色々ブースを見つつ、ヤマハブースへ。ばっちり展示され......

あまり時間が無かったので、珍しく写真が少ないです。グッズもエコバッグしか買ってない。全部回ってないですし。部品メーカーをもうちょっと見たかったかなぁ。

まずはホンダ。今回の目玉はやっぱりNSXですよね!

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フロント2モーター、リア1モーターの4WD。ハイブリッドの4WDは、主がFFでリア1モーターのタイプや、ハイブリッドでも機械式でデフで分配というパターンもあります。リア1モーターのタイプ、電気式4WDと呼ばれますが、機械式(直結)に比べるとトルクが弱く、登坂や段差乗り越えは機械式ほど期待できません。雪深い地域でははっきり言って使えないレベル。

日産NOTEを考え方の例にすれば、エンジンの出力が約60kW。仮に電気式4WDではなく、機械式(直結式)とし、分配を50:50にすれば、30kW+30kWになります。これと同じことを単純に電気式4WDでやろうとすると、30kWのモーターをリアに搭載しなければならないことになります。この「30kW」のモーター、どれくらいのものかというと、三菱の軽iMiEVのモーターくらい。つまり、軽のEVが動かせるくらいのモーターをリアに搭載しなければならないのです。当然そんなことできないので、数kW程度の出力しか出ないモーターをアシストに使う程度に留まります。なので、当然機械式の方が4WDとしての性能は優れます。電気式の方がペラシャも短く(事実上FFなので)、軽く済みますし、軸に直結していないのでフリクションのロスも減らせますので、燃費には圧倒的にアドバンテージがあり、何を優先するかってとこでしょうかね。

と、関係ない話が長くなりました。今回のNSXはフロントモーターを2つ。リアに1つ。というか、MRだからエンジンはミッドシップレイアウトで、FFとは位置関係が逆なのが違和感。フロントはモーター1つで26kWくらい。凄いですねー、フロントの片輪でiMiEVが動いちゃいますよ!リアのモーターは34kWくらいだから、モーターだけでiMiEVが3つ動かせますね!(笑)これに3.5L V6ツインターボのエンジン(367kW)が組み合わせられるっていうんだから、もはや異次元。

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ミッションはDCT。フィットのDCTよりはるかに金がかかっている分、よいものになっていればいいけど・・・

内装を見ると、シフト・バイ・ワイヤ(SBW)のDCTのようですね。コンセプトではなく、ほぼ量産に近いような印象。

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1,800万円程度らしいですが・・・いやーこりゃえらいこっちゃ。ちなみにミッションオイルはNSX専用品らしいですよ(笑)

さて、スバル。次のインプレッサになるであろうコンセプトカー。

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ますますレガシィっぽくなったような(笑)統一意匠のヘキサゴングリルは、このままでしょう。ミラーはこのままだと車検通らねぇな(笑)

マツダ。ここの混雑ぶりがハンパなくて・・・しかも動画ずっと撮っている人がいて、全然撮れないし・・・

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さすがにこのままは無さそうですが、量産車で登場したらおもしろいですね。ロータリーはこの燃費やら排ガス規制やら厳しいご時世では不利ですし。

そんなこんなであたふたと帰りましたとさ。

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