メルツェデス

「間違いだらけの…」で一世風靡、徳大寺有恒氏が死去

メルツェデスやジャグワーで有名なトクダァイジ・アリツゥネ氏が亡くなったとの記事。

このおっさんの記事は好きじゃないので読んでませんでしたが、自動車評論家の中では有名だったことは間違いなし。
間違いだらけの車選びも読んだことはないけど・・・
提灯記事が多い昨今では、貴重?な存在だったのかしら?
どちらかというと外車マンセーなイメージです。

自動車って嗜好性が高い、耐久消費財ですよね。
個性を表現したりとか、ある意味アクセサリーみたいなね。
ブランドですね。
メーカー自体がそれを価値として、スローガンにしたりしていますしね。

BMWは「Freude am Fahren(フロイデ・アム・ファーレン)」とか、「EfficientDynamics(エフィシエント・ダイナミクス)」ですね。
(忘れたので調べました(笑))
「駆け抜ける喜び」ってやつですね。
それが開発時の基準になっています。

「Freude am Fahren」が何たるか、入社してからすぐに叩き込まれる。
会議でも「それはFreude am Fahrenか?」なんて言葉が普通に出てくる。
単純な機能としての評価ではない、ブランドとしての価値評価です。
常に一貫したスローガンに基づく開発をしている。
それが他社に対しての強みになったり、弱みにもなる。
ブランド戦略なんて言ったらそれまでですが、統一された価値観が持つブランド力ってのは、長年蓄積されたものです。
それを維持できるってことは凄いことだと思いますね。