今後の自分

今、就職活動をしているけどこれで入った企業に私はずっといるのだろうか。
近年は転職が多い。
昔は骨を埋めますって感じだったんだけどなぁ。
この前センターを見学させていただいたときに技師長さんが言っていた。

「自分が成長するために企業を選ぶんだよ」

中国人やアメリカ人的な感覚である。
あくまでも「自分」を主体に考えているのだ。
今まで日本は企業を主体に考えていたと思う。
今も残ってるけど。
グローバル化に伴い、価値観が変わってきている。
今はその過渡期にあるのかもしれない。
だから自分のスキルがもっとあげられそうな企業に移るのだ。
このことは成果主義への移行とも密接に関わっている。

よく、就職の本とかにある○歳平均年収はこれぐらいとか、
平均勤続年数とかってどうなんだろう。
これって目先のものの典型かもね。
ある意味日本の古き良き(?)時代の名残。
もう参考にならなくなってきていると思う。
前述した、価値観の変化が起きているから。
昔はこの通りに勤めて貰えたかもしれないけど、この先わからない。
私達は40年ぐらいは社会人として働くことになる。
成果主義とか、グローバル化はここ何年かの話だ。
短い間で世の中は変化するってことだ。
技術がそうだし。
うちの教授が口を酸っぱく言ってるけど

「技術なんかすぐに変わるんだ」

これからはフレキシブルじゃなきゃ生きていけない。
ある単一の技術だけでも生きていけない。
ほんと日々勉強ってことを思いしらされる。

センターの所長さんも言ってたけど

「大きな幹から枝ができるんだよ」

枝が何々技術とかそういった細かいことにあたる。
幹もなしに枝は生えないよな。
そういった大きなものは自分にはある。

開発や設計とかやってきて勉強してきている人は結果的に経営もできるらしい。
今の世の中のモノって様々なものの融合体でできている。
作る過程でいろんなことが吸収できるってことだな。
そういった気持ちで生きていければ
きっと今よりいろんなことができるようになれるかもしれないな。

コメントの投稿

  1. aizen より:

    就職活動大変ですね。私はほとんど、活動しないでプラプラしてましたから、アタマが下がります。

  2. 思考亭 より:

    大学に入って覚えるもの、企業に入って覚えるもの様々ですが、大学を出てからの人生の方が長いので、社会人になってからの成長の方が大きいと思います。ただ、日本では次々と技術や能力を磨いて転職をするという環境やインフラが整っていません。転職は一大決心になります。今後成果主義が導入されてもアメリカのような契約社会じゃないから問題が多くなりそうに思います。まずは入社した企業の理念や経営方針を知ることだと思います。

  3. ウコン茶 より:

    >aizen様プラプラするのも大事かと。企業も就活に全精力を注ぐのではなく、限りがある大学生活を楽しんでから入社して欲しいと思っているでしょうし。>思考亭様そうですね。まだ途上ですものね。この先問題は多く発生しますよね、やっぱり。日本独自の何か完成されるのでしょうか。アメリカ式は日本には合わない気もします。