もう10年も経ったのか・・・

深まるきずな、未来への歩み確認…阪神大震災10年

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000003-yom-soci

まずは黙祷・・・(‐人‐)
その日は朝起きたらテレビが全部震災の映像になっていたことを覚えている。
火災、地割れ、倒壊・・・小学生だったけどとても驚いた。
新潟中越、スマトラ島、こういった震災が続いたことで
防災についての意識が高まっているようだ。

16日深夜、NNNドキュメントという番組で
検証 震災列島
~ 被災地が訴える防災の盲点 ~
というものを放送していた。
阪神大震災から10年、何が変わったのか・・
国は震度計を以前の何倍もの箇所に設置したそうだ。
昔と比べると細かいところまで震度が出るようになったのはそのためだと思われる。
あと地方に任せていた、防災に関する対策に国が介入するようになったという。
だが、大きな地震にあったことのない自治体では国の対策をしろという文書が
放置されるケースが多いようだ。
私の地元もそうなんだろうな・・・
今まで最高で震度3ぐらいしか記録していなかったはずだし。

情報の伝達、自衛隊の出動の遅さも問題視されていた。
阪神大震災では自衛隊で800人救助したというが・・・
生き埋めになった人はかなりの数で、もっと早ければ助かった人も多かったようだ。
その数1000人以上・・・
救助を早くすることではなく、生き埋めにならないようにすることのほうが重要だが、
そこまで対策をし、冷静でいられる人はそんなに多くはないと思う。

印象に残ったのが
「地震は人の力では防げないけれども、震災は防げるのです」
という言葉だった。
その通りだと思う。
補強、避難訓練、地震が起きたときの基本的な対処・・・
これで震災はある程度まで防ぐことができる。
しかし、いつ起きるかわからないものに対してどこまで対策を取れるだろうか。
こういった対策は悲しいかな、起きてから活発化する。
スマトラの地震でも地震対策が考えられていたようだが、結局実現されぬまま
今回の津波被害となっている。
地震において一番の対策は個人の危機管理にあるとは思うが、
私がそうなように個人で対策をしている人はそんなに多くないのかもしれない。
明日地震があるかもなんて毎日思って暮らしているわけではない。
それが現実なような気がする。

NNNドキュメントは私はよく見ている。
前には三菱のリコール隠しの再現ドラマを放送していて、大変おもしろかった。
ローカルな特集はなかなか見る機会もないのでこういう番組は必要だと思う。

「NNN ドキュメント’05」
http://www.ntv.co.jp/document/

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     あの日あの時、どうして揺れる前に目が覚めたのだろう。平成7年1月17日午前5時