東日本大震災から早5年。あっという間ですね。
僕はと言えば、当時栃木にいて、震度6強の地震に遭い、会社の事務所の中はメチャメチャとなり、仕事は不可能になったり、部屋もめちゃめちゃ。実際、部分損壊判定でした。
当日は停電で、部屋も片付けられず、車で寝た記憶があります。翌日、朝片付けをしていたら停電から復旧。テレビを付けると、津波の様子が流れて、立ち尽くしました。これはえらいことになった・・・と思いました。ガソリンの給油に並ぶ長蛇の列と給油制限。買い占めによる物資の枯渇。関西に行ったら、普段と変わっていなくって、これまた驚いた。
そのあと、サプライヤさんの復旧活動に行きました。当時、サプライヤの工場が被災して車が作れなくなっていたのです。1週間ほどでした。
そのときに撮影した風景。全て流されて殺風景になっていて、ただただ唖然としました。2011年の4月です、仙台空港近く。
ふと、当時泊まったところがどこだったかなと思い出していたら、見つけました。
ここのご飯がそりゃもう美味しい!ここに泊まるなら、朝と夕のご飯を付けるべきです。本当に美味しいです。ビジネスホテルのような使い方しちゃいけませんよ。
当時残っていた写真。
これは夕食です。あくまでも2011年の4月に、復旧活動で行ったときのものなので、今は違うと思いますけど。物資の少ない中、これだけ美味しい食事を提供していただけるとは・・・
泊まっている人のほとんどが、建設土木系の方か、私のような応援者だったことを、薬師の湯の方はわかっており、遠くから大変ご苦労様ですと言っていただいて非常に恐縮していました。別にボランティアではなく、仕事で来ていたわけで、そんなに褒められたものではないんです。帰りも見送りが丁寧で、もうどうしようかって感じでした。
恩返しは泊まることですよね。今年泊まりに行こうかな。愛知に来てからは、東北に行く機会が凄く少なくなってしまったし。