九州の旅Ⅰ ~フェリーさんふらわあ~

九州の旅、1日目。

とは言っても、フェリーだけですが。

自分が乗ったのは、大阪府大阪南港~鹿児島県志布志港を結ぶフェリー。
さんふらわあ さつま」です。Simgp2513
当日はよく晴れておりました。
このフェリーは、
17:55発 → 翌日9:40
(日曜は17:00 → 翌日8:55)
で運行されています。

選んだ等級は「ファーストシングル」。Simgp2518
個室となっており、ホテルのシングルルームのような空間です。
お値段は41400円。
内訳は、5m未満 乗用車 33400円(ドライバーの二等運賃含む)と、二等との差額8000円です。
室内は写真のような感じで、1人には十分な広さがあります。
自分が学生時代に住んでいた東京の部屋より広い(笑)

逆側から撮った写真。Simgp2527
テーブル上が汚くてすみません(笑)
コンセントは3箇所あります。
テーブル付近に2箇所。
ベットのライト部に1箇所。
テレビは液晶で、地デジ対応されていました。
ただ、出航してしまうと地上から離れてしまいますので見られません。
でもBS放送は見られるため、暇つぶしにはなるかもしれません。
自分はニュースとか見ていました。
今回の部屋はテレビの画面が汚れていて、自分で拭きましたよ。
頼みますぜ、フェリーさんふらわあさん。

窓から見える景色。Simgp2519
なかなかキレイですよね。
これは大阪南港を見ています。

食事ですが、自分は上の写真のテーブルに見えるように、コンビニで買ってきたもので済ませています。
船内では、食堂にて夕食を1500円、朝食を1000円で食べることができます。
両方ともバイキング形式です。
自分のような一人旅なら、コンビニで買ってきたものでいいと思いますよ。
船内で出る食べ物は期待できるようなものではないと個人的には思っています。
二等で行くなら、食べる場所がないので食堂の方がいいかも。
家族持ちでもデラックスやファースト以外は利用せざるを得ないかも。
デラックスとファーストは個室なので、コンビニやお弁当のほうがいいでしょう。
この時期は何せ混むから待ちます。
待って待って、順番来たけどたいしたことないご飯で金取られるなんて嫌ですもんね。
家を出る時間にも寄りますが、自分なら奥さんあるいは自分が作ったお弁当を持っていきますね。
時間がないならコンビニ弁当。
注意点は、さんふらわあ さつまには「レンジがない」ことです。
自分はこれで失敗しました。
冷えた焼そばは微妙なお味・・・
いろいろ探したんですが、結局無くって(探せなかっただけ?)。
たいてい給湯室にあるはずなんですけど・・・
さて、フェリーさんふらわあのご飯は、おいしいのでしょうかね。

運転が港に行くまでも、着いてからも短いなら二等でもいいのですが、
自分はひたすら長いのでゆっくり休むために高くてもファーストシングルを選んでいます。
あんまりこういう休憩ポイントでケチると、長距離の運転でロクな目に遭わないんですよね。
疲れて休憩を多めに取らなければならなくなったり、具合悪くなり観光どころじゃなくなったり。
二等だと、連休シーズンは場所確保が大変だし、近くの人間がうるさいと最悪。
揺れると気を使うし。
今回は波が穏やかで、揺れ具合はたいしたレベルではありませんでした。
ゆっくり眠れたもんなぁ。
今回の二等は貸切の場所もありました。
高校生の合宿でしょうかね、九州に向かう団体が乗船していましたね。

お風呂ですが、自分は使いませんでした。
アメニティは、デラックスだとタオルとバスタオル、ファーストだとタオルだけ部屋に用意されています。
シャンプーとボディソープはお風呂に用意されているようです。
使うなら、翌朝の早朝に使うのが個人的にはオススメ。
夜はひたすら混む。
お風呂の規模にも寄るのですが、ごったがえすと凄い微妙な気分になります。
温泉ではないので、家の風呂が単純に大きくなったと思ってもらえればいいと思います。
もちろん水を単純に沸かしただけです。

個室でゆっくり眠って起床。
運転で疲れていたこともあり、自分でも思っていなかった程にゆっくり眠ることができました。
今度は志布志港を眺めます。Nec_0012
よく晴れていますねぇ。
良い眺めです。

志布志港。
鹿児島に上陸です
!!Nec_0013
凄い小さいターミナルでした。
大きいターミナルばかり行っているから小さく感じるだけですね、すみません。

この時点での走行距離。Nec_0015
800km程増えました。
道を間違えなければこんなに増えなかったはず。

これにて1日目は終了。
(1日目というより、上陸までが正しいかもしれません)
船内ではひたすらテンションが高かったですね。
無駄に写真撮ったりして。
未知のところに行くワクワク感と不安感が同居していました。

ちなみに、車を入れる車両甲板はこんな感じでした。Nec_0005
シルバーフェリーよりエレベータも近く、自分の留めたところにはトラックもおらず、とても移動しやすい印象です。
シルバーフェリーはトラックが混在する場合があり、狭い中を通って行くのが結構大変なのです。

写っているタントにナンバープレートが付いていないのは、事故車を運んでいるからのようです。
タントの後部がグシャッとしていました。
車両を運ぶトラックはそのまま載せられないですから、こう運ばざるを得ないのですね。