北海道が不況というのは切実でして・・・
夕張といえばみなさんはメロンとお思いでしょう。
実際は炭鉱の町だったのですよ。
「石炭の歴史村」というスポットもありますし。
北海道炭鉱とか三菱石炭でしたかね、巨大な炭鉱地だったのです。
それが石油に取って代わられたり、安い海外物に押されたりで閉山を余儀なくされ・・・
石炭しかなかったんですよ。
それしか基盤がなかった。
だから閉山したら人口が減る一方でしてね。
もう13000人くらいになったのかな。
最盛期には10万を超す人がいたはずなんですが。
13000人ですから、もう市なんてレベルじゃないんですよ。
見た目も何もかも町レベル。
以前にぎわっていただけに寂れ方も激しい。
メロンやら観光で必死になったけど・・・無理だったかな・・・
不思議に思うことがあるんですよ。
こんな人口で「市」を名乗るなんて。
おかしいと思いませんか?
だって名古屋だって札幌だって「市」なんですよ?
「市」であるから税金が高かったりしますよね?
「町」にすればいいんですよ。
戻せないのか・・・それとも「戻さない」のか。
なまじ「市」でいるからますますひっ迫するのではないかと思いますよ。
大風呂敷を広げたまんまじゃ邪魔でしょう?
こんな具合なのにボーナスなんて支給しよるから・・・
潰れそうな企業がボーナスなんて払いますか?
やることなすことがもう田舎の役所丸出しで・・・
そのボーナスが税金なんですからね。
「市」であることの無駄な重税、破綻してボーナス。
もうね・・・あきれ果てるわ・・・
地方交付税をあてにしていたツケと田舎特有の役所仕事というかなんというか。
ずっと赤字続きなのになぁ。
経営をするなんてレベルじゃねぇんだもんな。
空知支庁内にはこういう市がもっとありましてね、
三笠市、歌志内市も閉山によって人口が激減したところであります。
歌志内に至っては5000人ですよ?
これで「市」なんですよ?
どう考えてもおかしいでしょ?
しかもほとんどが老人でますます過疎していくのが目に見えているというのに・・・
なんだか苫小牧市長のニュースでもそうでしたけど、北海道人としては恥ずかしいですよ。
北海道が地理的な事情もあって第二次産業が弱いというのも痛いほどよくわかるのです。
しかしだからと言ってこんなことが許されるはずはない。
なんだか先が暗いなぁ・・・
だから私は帰らないんですよね・・・