系列ってのは結構大事なんスで書いたようなことがニュースになってますね。
トヨタで事故が多いというのが証明された形です。
他メーカーの具体的な数字は出てきていませんが、20人は多すぎです。
ここでトヨタの言う系列というのはあくまでも1次メーカーの話です。
直接トヨタと取引しているメーカーは指じゃ数えきれませんけど。
トヨタの系列だけで20人か・・・
アメリカの研究者、ハインリッヒの法則によりますと労働災害は
「1:29:300」
であるとのことです。
これは
1の重症以上の事故において、その背景には29の軽傷と300のヒヤリがある
ということらしいのです。
ですから背景に580の軽傷と6000のヒヤリがあったことになります。
ほぼ毎日2件以上は軽傷の事故があったわけです。
系列ならどこでも変わらないと思いますが、
重症の災害が起きるとその系列の会社に事故の内容を書いた書類が回されます。
必ず見なければなりません。
こういう事故を無くすことは難しいですが、数を減らすことはできます。
しかし、体質的なところも大きいので時間がかかると思われます。
安全のための処置は必ず施してあるはずなんです。
それはどこでも同じです。
だから事故はヒューマンエラーによって引き起こされるものと思います。
過密スケジュール、残業、休憩不足、人数不足、コミュニケーション不足・・・
本人が寝不足とか体調不良ってこともあると思います。
生産現場を大事にしないところは潰れると思ってますけど、なかなかそうもいかないんでしょうかね。
偉くなっちゃうと工場なんてほぼ見ないしなぁ・・・
見学で見られることなんてたかが知れているし。
この事故は防げなかったなんて事故は起こらないんですよね。
防げる事故で怪我をする。
自分も気をつけないと・・・