これは都市部と地方ではかなりの違いがあるように思いますが、
こういうの規制するのは正直どうかと思いますね・・・
地元商店街を保護する目的があるのは明らかですが、
地方では車が当たり前にあるのでわざわざ地元商店街を選んで買いに行く人は少ないかと。
私のイメージでは家族連れは郊外のショッピングセンターに行く。
爺さん婆さんは地元商店街へ。
というのがありますね。
高齢者はバスや徒歩で行くために商店街を利用することになるからです。
私の地元を例にあげてもそうです。
旭川は買物公園がありますが、昔より人が少なくなりました。
郊外に大きなショッピングセンターができたからだというのが理由でしたね。
そこに行けば衣食が同時に済みますし。
私もショッピングセンターや郊外の巨大スーパーで働いたことがありますが、
地方の場合は隣町や片道車で1時間以上のとこから来ているお客も多いのです。
家族でレジャー等に行った帰りだとか。
ショッピングセンターは便利なんですよね。
加えて地元商店街はどうも値段が高い。
企業の巨大な仕入れに対抗するのは無理な話ですが・・・
条例を作ったとしても車がある以上、どこかのショッピングセンターに流れると思います。
消費者の選択肢の中に地元商店街がないのかも。
経営努力とか魅力とかそういうレベルではなくなっていると思うんですよ。
閉じたシャッターだらけのところって結構多いと思います。
それで余計寄り付かなくなる。
便利さを覚えればそっちを利用したがるのが普通です。
淘汰されてもいいとかそういうことではなくて、
淘汰される流れにもう何年も前から乗っかっているんだと思います。
それは条例で止まるものではない。
それならもっと便利にしましょと。
ショッピングセンターだって他に新店ができればテナントからどんどんなくなっていき、
閉店しているとこもあります。
ショッピングセンターの新規開店から完全閉店までのサイクルが短くなっています。
ますます高齢化が進むとまた変わってくるかもしれません。
こんな条例いまさら感がしていい気がしませんね。