奈良の事件で性犯罪者の再犯率がクローズアップされている。
だいたいこういう事件が起きると毎回ニュース番組では取り上げていることだ。
世界全体で共通することだが、
性犯罪の再犯率は他の犯罪に比べて20%近く高い。
ゆえ、特別な防犯措置を行う国がいくつかあるようだ。
アメリカでは、有名な「メーガン法」。
イギリスでは情報開示に加え、チップの埋め込みによる監視まで考えられている。
さて、肝心な日本はといえばどうだろう。
やっと、最近データベースを作成し始めたらしい。
おせぇぇぇよ!!
私は、日本でも情報開示はあってもよいと思う。
今、どこに居て、何をしているのか、
身を守るためこれぐらいの情報はあってもよいと思う。
問題となるのが「プライバシー」だろう。
居場所が他人に知られるってことだからなぁ。
居場所がわかるようじゃ更正しにくくなるんじゃねぇ?なんて意見もあるようで。
どちらにしてもなんでそんなに犯罪者の利益ばっか考えるんだろう・・・
人権を無視しろとは言わないけどさ。
だいたい何をもって「更正」というのかもよくわからない。
再犯率と更正率どっちが高いんですか?ってな話しだし。
性犯罪者が更正したとか、しないとかなんて
普通の人間にとってはどうでもいいわけで。
それよりも重大な犯罪や性犯罪者が近くにいるとか、
普通に暮らしてるっていうことのほうが重要だ。
ただ、情報を開示することによって周りに与える影響もあるだろう。
例えば、犯罪者が住んでるから地価や家の価値、家賃等が変動するかもしれない。
墓が見えるとか、ラブホが見えるとか、いわくつき物件と同じことだ。
犯罪者がいることによって価値を変えるのは人権侵害と言われかねないけど、
実際、情報開示されたら起こるだろうな。
法律等の改正には感情を入れるべきではないんだろうけど、
こういうことはもっと議論されてしかるべきだ。
ああ、物騒な世の中でございますな・・・
コメントの投稿
2000年頃だったかな、イギリスのとある小さな地区で、刑期を終えたペドフェリア(幼児性愛者→今回の小林某とか、宮崎某みたいな幼い子供にしか性欲を覚えない人、おうおうとして殺人者になりがち)がやってくるという情報が流れたのね(どうしてこの情報が流れたのかは覚えてない)。地域住民は大騒ぎ。警察がどんなに「きちんと監視するから」とか「彼にも人権がある」といったところで、住民の怒りは収まらない‥‥というところで私の記憶は途切れているのですが、あの時は『21世紀の魔女狩りだ』と思いました。でも、今度は日本ででも魔女狩りですか。わたしもペドフェリアは嫌いです。かばいたくもありません。でも、彼等が再犯をしないような教育プログラム等は考えられないのでしょうか。それとも、この性癖はどうやっても治らないのでしょうか。
>かのこ様そこが一番議論される部分でしょうね。更正する可能性が少しでもあるなら、無視はできないのも事実でしょう。その辺の細かいことはこれからブログで書かせていただきます。