26年間・・・

マルミミゾウ:ナナが急死 関係者ショック隠せず--旭川・旭山動物園 /北海道Fi2500812_0e

私は旭川出身で、旭山動物園が今のように栄える前の潰れそうな状態も見てきました。
小学校の頃に写生会がありまして、それで動物園にも行ったんですよ。
当時は写生会で来る小学生しか客がいないような閑散ぶり。
まぁ当時はなんの変哲もない動物園でしたしね。
だいぶ寂れていましたし。
ひどい状態でしたよ~
私は豹を書いた記憶がありますね。
写生会で書く動物も人気のあるとこにみんなが集中するもので、
ライオン、キリン、ホッキョクグマ、レッサーパンダもいたかな?
ライオンは近づくと小便をひっかけられるから近づかないようにとか、
ゴリラかな?糞を投げるとかありましたね。
象も人気がありました。
特徴のある鼻が書きやすいというのもあるのかな。
あの時、僕らが書いていた象はナナだったんですね・・・

マルミミ象という種類なんだそうですが、国内で2頭しかいなかったそうです。
26年ということは・・・旭山動物園が寂れてから今のように盛り上がるまでを見てきている象だったんですよね。
凄い変わったようですから、ナナも驚いたのかなぁ・・・
人の数は目に見えて変わったからそれには驚いていたかも。

私が小学生の当時からなにか変えよう変わろうとする試みはあったようで、
高学年のときに「夜の動物園」に行きました。
当時は旭川市の無料広報誌に小さく出ているようなもので、
参加人数は私を含めて6人程度だったと思います。
引率で親と動物園の人が付いていました。
今の夜の動物園がどういうものかは知りませんが、当時は明かりの消えている動物園を歩くだけ。
夜行性の動物以外はもちろん見られない。
でもこういう風に試験を重ねて今に至ったんでしょうね。

実は変わってからまだ旭山動物園には行ったことがないんですよ。
人が多すぎて行く気にならないというのが正直なとこですけど。
リピーターが凄いとか。
昔は地元の人しか行かなかったんですが、今は内地(本州)の人もとても多いとか。

旭山動物園はペンギンとかアザラシとかばかり注目されがちですが、
ナナみたいなずっと旭山で暮らしてきた動物もいるんですよね。
旭山がガラっと変わっていく様子を見てきた動物がいなくなるのは寂しいですね。
ナナ安らかに・・・