瀬戸内海の島々 佐柳島編Ⅰ 上陸まで

先週の金曜日に有給を取り、行ってきたところがあります。
香川県に属する島、「佐柳島」と「小豆島」です。
今回はまず佐柳島から。
というか、小豆島はアクセス等の面を考えても十分ポピュラーな島であり、珍しいわけではありません。
景色は素晴らしく、また行きたくなるところではありますが。
そんなわけで、ウコン茶としては佐柳島に多くの記事を割きたいと思います。

佐柳島(さなぎしま)S_dsc02819

>人口146人、面積1.83平方km、周囲6.6km。最高峰は248.52mの高登山。
>全域が香川県仲多度郡多度津町大字佐柳に属し、集落は南部に本浦、北部に長崎がある。
とても小さい島で、歩いて一周ができるくらいです。
とは言っても道がありませんので、実際に歩いて一周することはできません。
今写真に見える街並みが、人の存在する箇所の全てなのです。

[目的]
今回の旅のメインはあくまでも佐柳島で考えていました。
小豆島は、宿を取って景色を見ようというくらいのレベル。
目的は猫の写真を撮るため。
NHKBSプレミアムで放送している「岩合光昭の世界ネコ歩き」で、
動物写真家の岩合光昭さんと歌手の坂本美雨さんが来訪した場所であり、私もそれを見て行きたくなったというわけです。

[アクセス]S_dsc02774
下記リンクの通り。
佐柳島へようこそ
当然ながら、空路はありません。
多度津港に時刻表があります。
(写真だとちょっと見づらいですね、スミマセン)
※変更になる可能性もありますので、最新情報は上記リンクから確認してください。
 他にも徳丸が運行しています(佐柳長崎7:30→多度津7:50 多度津12:00→佐柳長崎12:20)

[島に上陸するまで]
多度津港には車か、電車を使って多度津駅まで行き、駅から港まで歩くしかありません。S_20140912_082920
または自転車かな。
車の場合、多度津港の近くの駐車場に停めます。
私は岸壁の駐車場に停めました。
平日の朝だったからか、特に混んではいませんでした。
地元の人も使っているようです。
お金はかかりませんが、多くは停められないでしょう。
駐輪場もあります。
多度津港は小さいのでフェリーが発着する場所はすぐわかります。
むしろ駐車場が下調べしておかないとわからないかもしれません。

切符の発券は駐輪場横の待合所か、次の写真に見えるフェリー乗り場の小屋みたいなところのどちらかです。S_dsc02785
私はよくわからなかったので、待合所に行ってみたら、係員の方がいたので発券してもらいました。
フェリーの到着時刻に近づくと、係員の方が小屋まで移動してきます。

私は9:05発のフェリーに乗っています。
高松には5時過ぎには着いていたので朝一の便にも乗れなくもなかったのですが、
次の便でも滞在時間を十分確保できるため、回避しています。
※滞在時間が長い場合には、飲み物や食べ物を持っていきましょう。
  島には自動販売機やコンビニ等のインフラはありません。
  自分は、5時間程度の滞在でしたが、この時期はかなり暑く、暑さや陽を避ける場所もなく、ずっと歩いてもいたので、1Lくらいあった飲み物が無くなってしんどかったです。
  緊急時には島の方にお願いするしかありませんが、準備は万全にしておくのが礼儀でしょう。
フェリーには自転車や車も載せることが可能です。
しかし、観光を目的として車を載せることはやめるべきです。
車が走ることのできる距離はせいぜい2km程度。
全く意味がありませんし、島の方へ荷物を運ぶ方もいるので、その邪魔になります。
フェリーには車を3台は積載できるようです。
島の方は主に、原付と自転車での移動をしています。
車も見かけました(というか、心配されて声をかけられた)が、荷物運びがメインのようです。
滞在時間が短いなら、効率を上げるために自転車を載せるのもアリかもしれませんが、少なくとも自転車に乗って楽しむ場所ではありません。
結局邪魔になるので身軽な歩きで行くのが一番だと思います。

フェリーに乗ること50分。S_dsc02826
佐柳島の本浦に到着です。

降りてまっすぐ行くと右の看板が目に入るはずです。
南側が本浦。
北側が長崎。
北側から裏側に回れるような記載になっていますが、実際には通行止めになっており、行くことができませんでした。

googlemapのような地図では細かい箇所がわからないため、略図を持っていかないとランドマークがわかりません。
一本道なので迷うことはありませんが、見るべきポイントがわからないんじゃ何のために来たのかわからなくなってしまいますから。

次は本浦周辺の記事を。