8.大井川鐵道の旅1 -新金谷駅&導入-

2017年GWの旅。前回↓

7.篠島・日間賀島周遊7 -日間賀島のたこ姿焼き-
2017年GWの旅。前回↓ 日間賀島といえばタコ!乙姫でもタコ飯とかを食べるつもりでいたのですが・・・それもできなかったので、タコの姿焼きという生タイプのせんべいをいただくことに。 これ美味しいですね!生タイプだから、タコの風味......

前回までは愛知の離島、篠島と日間賀島でしたが、今回からは静岡に舞台を移します。静岡の大井川鐵道です。

大井川鐵道

大井川鐵道株式会社(おおいがわてつどう)は、静岡県大井川周辺で鉄道事業を中心に営んでいる企業である。略称は大鐵(だいてつ)であるが、大鉄とも表記される。
鉄道路線は大井川本線と、中部電力から運営を委託されている井川線(南アルプスあぷとライン)を有する。大井川本線は蒸気機関車 (SL) の動態保存、井川線は日本唯一のアプト式鉄道として知られる。

大井川に沿って金谷駅~千頭駅(千頭駅~井川駅まではあぷとライン)までの間、鉄道を運行していて、この路線はSLやトーマス電車で有名。運行の収入は観光依存ですね。沿線はド田舎しかないので当然ですけども。

(JR北海道も路線削減の計画がどんどん発表されていますが、こういった観光路線に転換できないものかと本気で思いますね。札幌や旭川の人口なら、観光収入がある程度安定的に確保できる。また、道外から来る観光客の取り込みもできる設計にすれば、よりいいと思いますが、その投資すらできない現状が、それを困難にさせているとすれば厳しいか・・・)

僕が大井川鐵道を利用した期間は5/1~5/2です。GW期間中ではありますが、平日扱いの日で、SLは1往復しかしていない期間で、混雑度もピークではないと思われます。それを前提にして考えたスケジュールが下の時刻表の青枠です。

見づらい方は下記で。

11:52 新金谷駅発 101SL
13:09 千頭駅
13:20 千頭駅前発 寸又峡温泉行きバス 81番
~~~日帰り入浴~~~
16:00 寸又峡温泉発 寸又峡温泉行きバス 84番
16:45 千頭駅前着
16:51 千頭駅発 普通14
17:58 新金谷駅着

かなり時間に余裕がある組み方ですが、千頭駅を18:28発の普通にすれば、寸又峡温泉をもっと楽しめました(バスはその日の最終便を使うことになる)。寸又峡温泉の日帰り入浴以外に、吊り橋もあって、そこは観光スポットだからです。混雑している場合は、吊り橋待ちが発生するかもしれませんけど。それから、往復でSLに乗りたい方は千頭駅であまり時間が取れないの注意ですね。個人的にはSLは片道でも十分楽しめると思います(席次第なところもあるけど)。

注意!
寸又峡温泉~千頭駅間バスはかなり混雑します。バス停に早めに行っておかないと定員オーバーになる可能性があることを念頭に置いて行動しましょう。2時間置きくらいの間隔なので、逃すと厳しいです。僕は一人だから最悪どうにでもなりますが、誰かと一緒だと大変なことになります。僕は5/1に利用しており、ピークではないにも関わらず、補助席を使用する人が出ています。

と、導入はここらにしておいて、新金谷駅まで車で行きます。新金谷駅の駐車場に車を停めます。1日800円。時間的には最終便までは出庫可能らしいので安心です。駐車場横には、SLの展示あり。

説明板もありました。説明板の奥に見える「C108」と書いたSLに乗車します。

新金谷駅は見た目小さいかな?と思いきや、切符売り場やお土産買うところは駅の向かい側にあるからなんですね。

さて、まずは予約しておいた切符を買いに売り場に行きましょう!

ウコン茶は下の写真の通り購入しました。

まず“大井川周遊きっぷ”。大人1名4,400円(2日間)です。

この切符1枚で2日間乗り放題。乗り放題の対象は以下の通りです。

・大井川本線上下線(金谷~千頭)
・井川線・南アルプスあぷとライン上下線(千頭~井川)
・寸又峡温泉路線バス(千頭駅前~寸又峡温泉間)
・閑蔵線路線バス(千頭駅前~閑蔵駅前間)

スケジュールのところでUPしている写真の通り、いちいち払っているとかなり運賃が高いです。新金谷~千頭間で片道1,720円。千頭~井川間で片道1,320円。バスも千頭駅~寸又峡温泉で片道880円。SLに往復乗って終わりという方を除き、色々大井川周辺を回る方は、周遊きっぷを買った方が絶対にお得!!しかも2日間使えるわけです。

僕の使ったルートを周遊きっぷを使わずに乗った場合は下記のお値段です(2日間分)。

・新金谷~千頭間往復     1,720×2=3,440円 ※SL片道で急行代800円プラス
・千頭駅前~寸又峡温泉往復  880×2=1,760円
・川根温泉笹間渡~千頭間往復 910×2=1,820円
・千頭駅~井川駅往復     1,320×2=2,640円
              計9,660円(+800円)

周遊きっぷじゃない場合は、4,400円の倍以上かかる!ということで、

SLで往復して終わりという方以外は、絶対に”大井川周遊きっぷ”を買いましょう!
(井川線あるいは寸又峡温泉まで行かない方は”大井川本線フリーきっぷ”でも可)

せっかく大井川まで来てSL往復だけで終わるのはもったいないです。周遊きっぷを買って景色を楽しむのがオススメです。

次にSL。SLは急行なので別途急行料金が必要。かつ、全席指定なので事前予約が必要です。空いている場合は当日購入もできるようですが、事前予約が確実でしょう。大井川鐵道のサイトから予約状況が参照できます。

大井川鐵道(SL)

で、きっぷを購入するのと同時に買いたいのがお弁当!僕事前情報無く行ったのですが、早めに行ったので、たまたまお弁当販売タイミングにJUST INしまして。かなりの行列&即完売になるので、買いたい方は早めに行くべきですね。

上の写真は11時に撮影したお弁当売り場です。5/1でもこの状況。いなり2箱を残して、他は全て完売・・・僕は10:40頃にきっぷを買いに行って、お弁当もその流れて購入したので、好きに選べましたヨ。このお弁当は種類がたくさんあって、ワクワクしました。

大井川鐵道(お弁当)

僕は”大井川ふるさと弁当”と”川根いなり”の2つを購入しました。いなりの方は期間限定だったみたいで、今見るとサイトには出てないですね。しかもこのお弁当美味しい!どこぞやの高い駅弁なんかよりずっとクオリティ高いですよ。マジで。お弁当の記事は別途。

ということで、大井川鐵道の旅、プラン説明&注意でした。次回はSLを見ていきますネ。

次回↓

9.大井川鐵道の旅2 -大井川本線 SL(外観)-

9.大井川鐵道の旅2 -大井川本線 SL(外観)-
2017年GWの旅。前回↓ 前回は大井川鐵道の旅の導入でした。今回はSLを見ていきます。まずは外観から。 こうやって現役で動くSLを間近で見るのは初めて。迫力ありますね!重厚感というか、機械感が凄く主張していますね。仕事も含めて......