選挙後のひとり言

昨日の選挙から一夜明け、いろいろ見えてきましたね。
結果に関しては私としてはまぁいいかなと思っています。
自公連立は私はいいと思っていません。
ですから単独で過半数を超える結果に関しては満足です。
政策がどうのというのも非常に大事なんですが、
あまり深く考えなかったかなぁという気もします。
いろいろ考えれば考えるほど実現不可能だろうなという案が浮かびましたし、
一元化はわかりやすいにしても財源をどうするかで企業の負担が増えることが明白でした。
現在消費税を上げることが論議されていますが、
これから徐々にインフレさせていくことで景気をよくしていこうとする中では逆行する形です。
年金が若年層軽視なのは嫌なんですが、
これから団塊の世代が受給対象になっていく中では軽視されていくのは
どうしようもないかなという気持ちもありました。
若年層の雇用とかが具体的に見えたのは共産だけだったかもしれません。
だからといって大企業の法人税を上げるというのには反対なんですが。
しかしこれだけの大差になると野党の効力がどこまで効いてくるか・・・
ちょっと不安材料もありますね。

にしても新党には具体性が欠片もなくて失望しましたね。
ただ小泉憎しで旗揚げしたとしか思えません。
選挙後の綿貫、亀井両名の恨み節でますますそう思いましたよ。
どうせ小泉首相が退陣したあとに自民に復帰するんだろ?
民主も反小泉部分ばっかが目についてくるし。
党首も党首だし。
なんだか自民がよかったというよりも他が悪かったかなという印象です。

わかりやすい選挙というのは大事ですね。
今回は国民投票的な部分が大きかったと思いますし。
誰を首相にするのか、この政策にはYESかNOか。
数年前まではこんなことはなかったですよね。
地域の代表を選ぶという感じでした。

これは世の中の技術にしてもなんにしてもスピードが早いからでしょうかね。
だから強いリーダーシップが重要になってくる。
議論を重ねることは結構だが、その間も常に変わっているということでしょうか。
そこは難しいところですよね。
より完成度の高いものになるか、ただただ遅れるのか・・・

共産の大企業増税に反対という理由はそのうちに語ってみたいと思います。
語るというほど大げさなものじゃないけど、見てみてください。

んで最後に一つ。
朝日新聞の今日の天声人語について。
大学でちらっと見ました。
私は普段、日経しか読まないんですけど時間が空いたので。

「なんだこれ?これが公平さが当たり前の新聞のやることか?」

信じられない・・・なんですかこの嫌味っぽい文・・・
言ってることは全面信任ではないんだということなんでしょうけど・・・
もうちょっと書き方というものがあるでしょう。
これじゃ小泉首相への悪口にしか見えませんよ。
なんだか書いてる人間の質が見える気がしましたね。

コメントの投稿

  1. 思考亭 より:

    小生も天声人語を読みました。朝日らしいですね。朝日は天声人語だけでなく社説でも「なんじゃこれは」と思う偏った論調が多いのでびっくりします。まあ、全面支援することはできませんが朝日を敵のようにして論陣をはる新聞や最も発行されている新聞などの方がよほどすっきりとしています。おかしいです、朝日は。

  2. ウコン茶 より:

    >思考亭様とてもびっくりしてしまいましたよ。これだけ偏ったことを書く新聞が1000万部以上発行されているなんて・・・読んでる人間は教師が多いと聞きましたが・・・こういうのは教師みたいなタイプに合うんでしょうかね。